甲状腺・内分泌内科
甲状腺・内分泌内科
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バセドウ病は、免疫系の異常によって甲状腺が過剰な甲状腺ホルモン(T3、T4)を分泌することによって引き起こされます。免疫系が誤って甲状腺組織を攻撃し、甲状腺ホルモンの放出を増加させることが主な原因です。バセドウ病の特徴的な症状としては、目が突き出てくる、首が腫れてくる、体重減少、日常の体温の上昇、不安や焦燥感などの症状が複合的に現れます。
治療には抗甲状腺薬の服用を始め、放射性ヨウ素治療や手術といった対処を行うこともあります。放置しておくと心血管系の合併症にもつながる可能性があり、視力低下、意識障害など生活に支障が出る症状に繋がりかねませんので、少しでも症状に思い当たるところがあり心配と思われたら、ご相談ください。
甲状腺機能低下症は、甲状腺が不十分な甲状腺ホルモンを分泌することによって引き起こされます。主な原因としては、橋本病、甲状腺摘出手術、放射線治療などがきっかけで発症することがあります。甲状腺機能低下症の症状は、身体がだるい、体重が急に増えた、便秘が続く、肌がかさかさしている、いつも肌寒さを感じるなどが挙げられます。治療では甲状腺ホルモンの補充として甲状腺ホルモン剤を服用し、症状の改善の経過を確認していきます。
内分泌内科では、ホルモンに関する様々な異常や疾患に対して専門的な診断と治療を行っています。ホルモンは私たちの健康とバランスを維持するために重要な役割を果たしており、そのバランスが崩れることでさまざまな健康問題が生じる可能性があります。内分泌内科は、このようなホルモン関連の問題に対して総合的なアプローチで診断と治療を行います。
診察では患者様の症状や健康状態を詳しくお伺いし、必要な検査を通じてホルモンバランスの異常を特定します。糖尿病、甲状腺疾患、骨代謝異常、副腎機能障害など、さまざまな内分泌疾患に対して専門的なアプローチを提供します。
治療面では、個々の状態に応じて適切な治療法を提案します。糖尿病の場合、食事療法や運動指導、薬物治療の組み合わせにより血糖コントロールを目指すことがあります。甲状腺疾患に関しては、適切な薬物療法や手術の選択肢を提供し、患者様の状態に合わせた最善の治療を追求します。
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